.  Plastic Tree 10th Anniversary time capsule under the tree 『 on the hill 』 at ラフォーレミュージアム六本木


【日時・場所等情報】
2007年5月5日(土) 17:00開場 18:00開演
ラフォーレミュージアム六本木 アクセス  4300円 全立見(ツアー最終日)
---------------------------------------------














あ、すみません。
またもや唐突に何事かと思われたでしょう。
そろそろライブレポならライブレポを初っ端からブチかませよ
という声が聞こえてきそうですが、
この間の川崎で見た大道芸にいたく感動したので
バルーンアートやってみました的な画像を入れてみました。
どんだけ感化されやすいんだ自分。
あ、ちなみに↑のはドッカのドーナツ屋のキャラクターイメージだと私は言い張ります。よろしく。
私は某米国方面のポリスメンではないので
ドーナツ屋というものを人生においてほとんど利用したことはありませんが、(偏ったドーナツ屋観)
あのキャラクターは可愛いと思います。

そしてドッカのリ●&ガスパ●ルが好きな姉のためにリ●にも挑戦↓





ポン○ライオンと言い張っているモノと○サと言い張っているモノ






ものっそい不評でした。

違うんだ! 最大のポイントは自立することなんだ!!
この重力という地球を飛び立つ術を持たない我々一般市民にとって絶対普遍にも似た法則が支配する我らが世界で
己の足のみで大地に直立すること!!
それは酷く簡単なことのようでそのじつ奇跡にも近い美しき力学が成せる技なんだ!!

とかいう適当なことを言ってもその浪漫的熱意はあまり伝わりませんでした。(←適当に熱弁をふるうのが良くないのだと思います)



まぁ多分一番の問題は他にやることが山ほどある筈なのにこんなものに没頭している自分自身なワケなんですが。




(ギャー… <断末魔の叫び)




はい!
とゆーワケで行ってきましたよ。
タイムカプセル云々かんぬんツアー最終日。
ファンにあるまじきツアータイトル発言ですが、
私の記憶の容量では数字を2桁くらいまでしか記憶できないので許してやっておいてください。
なにはともあれ『第二回東遊び』以来の六本木です。
今思い出してもあの日は月見バーガーの発売日だったという記憶一色に染められていますが、
あれからもう2年近くたってしまうんですね。
恐ろしい。
ついこの間のことのようなのに…。

あの日は入ってそっこうセットリストを見てしまったなんていう、
図書館で借りてきた推理小説冒頭に『コイツコイツ!コイツ犯人!!』なんて書き込みがあったかのような
素敵ドッキリにドロップキックを見舞われてしまったので、
今回はその轍を踏まないようにと意気込んで入場。
今日はスタッフさんの近くじゃねーぜ!!
とか思ってたら結局色々あって始まる前にセットリストを拝む羽目になりました。

アレー。フシギアルヨー。

六本木にはネタバレの女神が棲んでますね。こりゃ。
他のライブハウスではこういったことあまりないんですがねぇ。

まぁそんなワケでネタバレの女神様に延髄ライダーキックをくらいつつ、
しかし目を逸らすというひどく簡単な防御方法に思いいたったおかげで
どうにか呼吸不全での死亡は免れ、
ヒィヒィ言ってたらライブが始まりましたとさー。


---------------------------------


前回の川崎同様
まずは時間が巻き戻っていくようなイメージ映像とメンバーさんがたのスライドが投影されます。
なぜかナカヤマ氏個人のスライドで会場に湧きおこる笑い声。
愛されてますねー、ナカヤマ氏。
そのスライド後メンバーが入場し一曲目が始まりました。
ツアー最終日の一曲目は「サーカス」。
バックのスクリーンに映し出されていた画像が
「Puppet Show」の「サーカス」の歌詞のバックと同じだったような気がするんですが、
あの画像まだあったんですかねぇ。
そうだとしたら素晴らしいモノモチの良さだと思います。

そして「サーカス」から
「May Day」「ブランコから」「「月世界」」「ロケット」と続きます。
「ブランコから」はサビ最後の『イェエ!!』で盛り上がりますねー。
あと個人的に「月世界」のAメロ入る直前の照明がキレイだと思いました。

あ、そういえば「ロケット」では2番の『メロディをなぞる…』のトコロで有村氏が指揮をふるっておりました。
さすがです。
あとドラムの振動で照明が揺れて天井が水面みたいでキレイでした。

MC1↓

有村氏
  「おぃっす。
   昨日はこの世の終わりかと思うようなライブでしたけど、
   寝て起きたら朝日は昇ってました(笑)

   六本木2本目。
   今日がこのツアー最終日です。
   『 time capsule under the tree 【 on the hill 】』
   はじまりはじまり。

   …じゃ、『「ぬけがら」』。」


というような感じで「「ぬけがら」」。
ん?「ぬけがら」ってあんまり久しぶりな感じがしなかったんですが、
意外と『第二回東遊び』の熊谷以来だったんですね。
あれー?

その後「プラネタリウム」「存在理由」「Sink」。
「存在理由」では赤のセミアコ系ギターを持った有村氏の白熱具合が素晴らしいと思いました。
カッコイー。

MC2↓

有村氏
  「やぁ、楽しんでます?
   えーまぁ昨日ですね、
   このデストピア東京ライブが始まったんですが、
   名実ともにデストピアでしたね(笑)
   コレを超えるのはあるのか…?!

会場「今日ー!!」

   …そうだね。
   ……死ぬ(笑)
   ほら魂が、精神的な意味でね?

   ……正君ヘルプ(笑)」

長谷川氏
  「魂のあるいいMCでしたねー。
   聞き惚れてました(笑)」

有村氏
  「そうだそう!
   今日は晴れましたよ!
   私が長年学会で後ろ指さされながらも提唱してきた
   長谷川正 雨男じゃない説が実証されました!
   ほらね。
   良いように考えれば物事は良い方向へいくんだよ?
   わかった?」

会場「は〜い!

   アキラー!!!」

有村氏
  「アキラ君にはあとでたっくさん喋ってもらうから。
   ブッチのあとにたくさん喋ってもらうから(笑)
   そのかわり君らも声だしていけよ?
   声だしていけー!!

会場「オー!!!」

   …後半戦です。
   ―――――― !? (ヒアリング失敗)
   『少女狂想』。」


いつも聞き取れない「少女狂想」の煽り…。(ガクリ)
というか今回のMCは全体的に早口だったのでほぼちゃんと聞き取れてません。
のでいつも以上に適当上等ですのでお気をつけください(礼)

「少女狂想」後

有村氏
  「いくよ六本木! いくよ六本木!!
   いくよいくよいくよいくよー!!!
   いィっくっよー!!!
   ―――――― !! (ヒアリング失敗)

ってな感じで「スライド」。
なんかもうスゴイ煽りに盛り上がりすぎてワケが判らなくなりました。

有村氏
  「イヤーなことは全部ー?
   悲しいことは全部ー??
   みたくないものは全部ー???
   ―――――― ?? (ヒアリング失敗)
   イヤーなことは全部、」

会場「リセットー!!!」

リセットの最後で有村氏が「とぶ!」とか「もう一回!!」とか言ってた気がするんですが、
いかんせんここいら辺は盛り上がりすぎてワケが判らなくなっていたので、
かなりの勢いで定かではありません。

とりあえずこの「リセット」後
少し静かになった会場に響き渡った「ヒロシー!!」の声に会場総員で笑顔。

有村氏
  「すごい―― (ヒアリング失敗)くて、
   希望の丘なんだと、
   今はそう信じたいです。

   …『絶望の丘』。」

おや?
「絶望の丘」の2番で有村氏が「ゆれて×3」のほうを歌うのは珍しいように思ったんですが、
そんなことなかったでしたっけ??

ともあれそんな「絶望の丘」後「空白の日」で本編は終了しました。



-------------------------------------------



【アンコール1】

静かに現れ満天の星空をバックに「スピカ」。
歌い終わると有村氏が一礼して去っていきました。



-------------------------------------------



【アンコール2】

アンコール1とアンコール2の間、
ステージのスクリーンにクラゲの動画が流されたんですが、
あれ? アンコールの一回目でもコレ流れてました?
気づかなかった?
それとも二回目だけ流したんですかね?
なんとなく気になりました。
そんでもって2つあるスクリーンのうち左の方が段々早くなっているような気もしたんですが、
まさかそんなことないですよね。
常識的に考えてそんなことはなかなか有り得ないはず。

ともあれMC3↓

有村氏
  「呼んだー?
   来たよー!!
   アンコール、アンコールありがとー!!

   今日サイコウです。
   最高の最終決戦です!
   相手にとって不足は無い! ありあまる!!
   サイコー!!
   とゆーことで今からすごくキレの良いお知らせタイムにいきまーす!
   我々男性4人バンドPlastic Treeなんですが、
   今年で10周年迎えさせてもらいます!
   日本大好き!!
   ライブ自体は泣いて笑ってケンカして…、
   ウソ嘘、ケンカはしないよ(笑)
   青春の偶像みたいな感じで。

   でも一番キレイだったのは
   ライブ中のみんなの顔が一番キレイでしたよ(笑)
   あ、ウソくさい(失笑)
   言わなきゃ良かった(笑)

   そら見れたもんじゃないですが、
   グチャグチャで(笑)
   まぁお互い様ですから(笑)

   えーNEWシングルは、アキラ君!」

ナカヤマ氏
  「呼ばれたぞコノヤロー!
   元気かコノヤロー!?
   歯ぁ磨いたかコノヤロー!!?

   …別に怒ってるわけではない(笑)

   えー5月16日、『真っ赤な糸』『藍より青く』両A面シングルがでます。
   皆様あってのPlastic Treeです。
   どうぞよろしくお願いします。
   Plastic Tree、Plastic Tree、Plastic Treeをよろしくお願いいたします(笑)」

有村氏
  「ねー、キレが良いって言ったでしょ(笑)
   キレ良すぎて見えないよ(笑)

   アルバム告知は正君お願いします。」

長谷川氏
  「いよいよ6月27日NEWアルバム『ネガとポジ』出ます!!
   良い感じに仕上がってるんでよろしくお願いします!!」

有村氏
  「ちょっと失速した感じもありますが…(笑)

会場「ブッチー!!!」

   あと5分でブッチは裸で踊るよ(笑)
   腕とか千切れちゃうよ。
   ブチブチって(笑)

   えー、じゃあササブチ君から
   …何にしよう。
   グッズについて告知する?
   あ、そうそう、ラーメンにピック入れてみました。
   裏とか見てみてください。
   ってもうラーメンが主なのかステッカーが主なのか
   ピックが主なのか判りませんね(笑)
   値段はかわりません(笑)

   えーっとじゃあササブチ君はライブ告知してください。」

ササブチ氏
  「えー今のキレの良い方からアルバム等の告知がありまして、
   早く出ないかなーとメンバーも待ち構えてるんですが、
   どうですか?

会場「早く聴きたーい!!!」

   そんなに簡単に出るわけないじゃん(笑)
   えーツアーも今日で最後ですが、
   寂しいですねー。

会場からぽつぽつと「私もー。」の声。

   って今3人くらいしかいなかったよ!!?
   俺含めて4人くらい?! 寂しいの!!

会場「寂しいー!!!」

   えー、終わりも近づいてきましたけど、

会場「そうですねー!!」

   笑っていいともみたいだなー(笑)
   いいぞー!

   えー、
   そんな感じでもうちょっと暴れていってください(笑)」

有村氏
  「えー、キレ良かったですね(笑)
   アルバム、最高のできてます。
   Plastic Tree 史上一番なんじゃないかみたいな。

   9月8日武道館、ボクらのすべてを出したいと思います。
   これまでのボク達とこれからのボク達と
   泣いて笑って付いてきてくれた皆さんに
   最高のものを見せたいと思います。
   お前ら来いよー!!!

会場「オーーー!!!」

   『ヘイト・レッド、ディップ・イット』。」

かなり上記のMCは抜けてるとこ等あると思いますのでヨロシクお願いします。
今回のライブは全体的にものスゴイ熱い感じだったので、
MCもかなり早くて聞き取れなかった&覚えられなかったんです…。(撃沈)

とりあえず有村氏のササブチ氏に対する愛情と
ササブチ氏自体が意外とSなんだと思いました。
(↑『ブッチの腕がブチブチと千切れる』と前後の脈絡も無く言い放った有村氏と、
 自分から話を振っておいて『そんなに簡単に出るわけないじゃん』と切り捨てたササブチ氏に)

格好良い&イトオシイ。

なにはともあれそんな感じで「ヘイト・レッド、ディップ・イット」。


有村氏
  「まだまだ遊び足りないよねー?
   まだまだ遊び足りないでしょー?!
   ―――――― !! (ヒアリング失敗)
   『エンジェルダスト』!」

は や い !!!
なんだコレー、超速いー。
あまりの速さに2回目のBメロ(?)でお得意のボクシングのジャブ的動きを披露していたナカヤマ氏が
入るところに入りきれていませんでした。
ていうかかなり唐突ですが、ナカヤマ氏のあの動き、
「ダンスマカブラ」などでも披露されますが、個人的にかなり好きです。
アナタガトゥキ デス! シヌフォド トゥキ ダカラ!! (チャ○ドンゴン氏をモノマネしている人風に)
みたいな。

有村氏
  「ボクらのー、ボクらのー…、
   ボクらのお庭へよーこそー…。
   『psycho garden』。」

そういってまたもや地上を飛び立った有村氏。
スゴいなー、スゴい跳躍力だなー。
ひどく羨ましいです。

ともあれこんな流れでガッツンガッツンと盛り上がるアンコール2。
どっこい今日はいつもより短く、
というか最後の煽り部のないまま「psycho garden」が終了。
おや? と思っていたら有村氏の煽りが入りました。

有村氏
  「まだまだ遊びたいのー?!
   じゃあまだまだ遊ぼー!!
   あーそーぼーーーー!!!

   『Ghost』!!!」

おぉー、「Ghost」の前奏で手拍子ですよー。
いまだかつてない盛り上がりです。
というか最後のサビ前の会場の盛り上がりは筆舌に尽くしがたい。
あのサイズの会場であんなにすごい、
いっそ砂嵐に聞こえるくらいの歓声があがるとは思いませんでした。
あんなに会場が盛り上がったライブは他に記憶がないような気がします。

そしてそんな盛り上がりを煽るメンバーさんがたもスゴイ凄い。
ササブチ氏なんて最後はシンバルを親の仇かのように打ちつける、
というより殴りつけてましたから。
あの力で殴られたら死ねる自信があります。

ともあれ誰かの投げたペットボトルの水が天井にブチ当たったりと
とにかく凄い盛り上がりでした。
私から見えたところに誰かの付き添いで来ていたらしく
終始所在なさげにしていた方がいらしたんですが、
その盛り上がり具合に最後にはちゃんとステージを見て拍手をしていましたから。
いやー、色々な意味でスゴいと思いました。

まぁそんな感じで大盛り上がりでライブは終了。
会場が盛り上がりすぎちゃってたので、
最後に結構恒例な有村氏によるマイクなし一言はほとんど聞き取れませんでした。
そんでもってメンバーさんがはけた後、
川崎の時点では音源しか流れなかった「真っ赤な糸」がPVつきで少々流れ、
その後武道館ライブの告知が投影されてライブは終了しました。

PVも音楽そのものも格好良いですねー。
とても楽しみです。
ってコレ打ってる時点で発売日前日なんですが(失笑)
(むしろUPするのは発売日じゃないかと…)




-------------------------------------------




【セットリスト】
(18:04)
1.サーカス
2.May Day
3.ブランコから
4. 「月世界」
5. ロケット
-----------------------------------MC1
6. ぬけがら
7. プラネタリウム
8. 存在理由
9. Sink
-----------------------------------MC2
10. 少女狂想
11. スライド
12. リセット
13. 絶望の丘
14. 空白の日
-------------------------------------------本編終了(19:24)−(19:31)
15. スピカ
-------------------------------------------アンコール1終了(19:38)−(19:45)
-----------------------------------MC3
16. ヘイト・レッド、ディップ・イット
17. エンジェルダスト
18. psycho garden
18. Ghost

真っ赤な糸PV&CD告知と武道館告知

-------------------------------------------終了(20:21)






そういえばあの会場は裏手に回ると
某オカンとボク (時々オトン) さんがたのおかげで
最近観光客が増大して嬉しい悲鳴が止まらないとかいうあの東京名所が見えるんですよね。
せっかくなんで一枚パシャリ。


「そこから東京タワーがみえる…?」<リリーさんじゃない方の『東京タワー』より



へぇー、あれの半分−46.5m が茨城で一番高いビルと言われる牛久大仏のサイズかー。
って思いました。




---------------------------------------------

←文字


↓アンダーライン部引用&私的愛ブックマークサイト
『牛久大仏研究』
http://ushikudaibutsu.amiability.net/



070515水