. 2006春ツアー『黒い速度の四角形』 at HEAVEN'S ROCK Kumagaya |
【日時・場所等情報】
2006年3月26日(土) 17:00開場 17:30開演
HEAVEN'S ROCK Kumagaya (旧熊谷VOGUE) 4300円(ドリンク別) 全立見
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先日友人宅に宿泊した際、普段にもまして珍妙な夢を見たので友人に話したところ、
不思議だか鏡だかの国のアリスの話にクリソツ(死語)だと言われました。
いや、まぁ。それはアレですよ。
最近破綻をきたす寸前に思えて仕方のないロゴの某「鍵ひめ物語永久アリス輪舞曲」を録画してまで、
また女兄弟のいるヤツは絶対に姉萌え・妹萌えはありえないという持論を覆してまで、
妹萌えで見てしまっているせいですよ。
いやまぁ幸いなことに私に3次元の妹はおりませんので…。
ってすみませんオタクで。
すみません息してて。
なんて懺悔を頭の中で繰り広げながらも友人には言えなかったチキンな管理人です。
なぁんて激しく無駄な管理人近況報告から始まりました春ツアーレポ。
良い読物は最初の一文で人を惹きつけるものだと国語の授業で習った気がしますが、
きっとこの真夏の掘りゴタツ・真冬の冷水機並に無駄な一文により回れ右をした人が9:1くらいの割合で発生したことでしょう。
それもまた愛。
ともあれやっぱり行ってきました元熊谷VOGUE。
というか前回の熊谷レポで『「諸星●己」の生存確認ができた最後の場所』と書いたら
最近すっかり諸星氏がTV等に復活なさっているので、まるで自分嘘つきさんのようです。
なんて絶妙なタイミング。
とりあえず熊谷というと前回騙された自販機のあるところなのでまずはその自販機チェック。
(前回熊谷レポ参照)
左:今回 右:前回
ああ、よかった。ちゃんと自販機サンプルが変更されています。
これで前回の私のように騙されて血涙を流す人がいなくなり世界が平和になることでしょう。
まぁ飲んだ身としては少し
の一語が気になりますが。
なんであっためてしまったのかなぁ。
最近多いほっとレモン系飲料に追随しちゃいました?
ともあれ私は温かい飲み物はあまり飲まない派なのでここは買わずに会場へと向かいます。
というかこんなバカなことをチェックしてたら会場についた時点ですでに入れる番になってました。
今回は人数が少なく感じられるような。
気のせいでしょうか。
ともあれ入場してしばし待機。
帰りに混むことが容易に想像つくのでドリンクを引き換えます。
しかし今飲む気になれないので缶が良いなぁと思うとアルコール類しかないんですよね。
我が家は誰もたいして飲まないので持って帰っても仕方ないと思いつつ、とりあえずカシスオレンジをテイクアウト。
500円を無駄にはしたくない貧乏根性。(ソフトドリンクよりアルコール類の方が値段高いですし)
そういえば前回もカシスオレンジを持って帰ったような気がします。
結構長いこと冷蔵庫に入っていたっけなぁ。
そんなことをとりとめもなく考えていたらライブが始まりました。
どんどんライブ前のどうでも良い話題が長くなっていく素敵ライブレポ。
蛇に足を書くのが得意なんです。
ついでに羽も書き足してドッカの古代文明の神にでもしてしまいましょうか。
とゆー開きなおrhythmを披露してさぁレッツ ライブレポ!!!
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【セットリスト】
(17:30)
1.cell.
2.讃美歌
-----------------------------------MC1
3.パラノイア
4. メランコリック
5. 名前のない花
-----------------------------------MC2
6. 絶望の丘
7. 春咲センチメンタル
8. 空中ブランコ
-----------------------------------MC3
9. 水彩
10. Ghost
11. ダンスマカブラ
12. May Day
13. 怪物くん
-------------------------------------------本編終了(18:45)−(18:54)
14. 月の光をたよりに
-----------------------------------MC4
15. バリア
16. Sink
-------------------------------------------アンコール1終了(19:12)−(19:18)
-----------------------------------MC5
17. エンジェルダスト
18.psycho garden
-------------------------------------------終了(19:40)
今回はどのメンバーさんもあまりよく見えなかったのでアレなのですが、
多分長谷川氏は眼鏡をかけて登場。
まぁパンフで確認したらちゃんと掛けていたのでおそらく合っているはずです。
なんとなく見えたのは長谷川氏と有村氏とナカヤマ氏の顔のみなので全体的に服装等はかなり謎。
まぁ有村氏はたまに高いところへ上がっていたのでなんとか見えたような気はしますが。
ちなみにササブチ氏は髪の毛の先ひとつも見てませんので何もいえません。
ともあれ「cell.」から始まった熊谷ライブ。
cell.ツアーを思い出す素敵導入。
そして「讃美歌」後いつもの挨拶MC。
「クマちゃんボーグ!!」 (有村氏)
「違うよ(笑)」 (ナカヤマ氏)
「そうだ、クマちゃんは天国に召されたのでした(笑)」 (有村氏)
「ただいまー!特に伝えることもないのでこのまま曲にいっていいですか?」 (有村氏)
といって「パラノイア」「メランコリック」「名前のない花」。
何故か「パラノイア」を聴くとニヤニヤしてしまうワタクシ。
いきなりココで来るとは思っていなかったのでちょっと不意をつかれた気分でした。
なんでか私のウォークマンの中で「お姫様花嫁!」の次にニヤニヤしてしまう曲なんですよね。
ってだから本当すみません、オタクで。
ともあれこれでいきなりシングルカットされている曲を4曲披露。
なんとなくですが今回のライブはシングルカットされている曲が多かったような気がしました。
「はい、第2MCです。ここはスゴイ盛り上げる予定です(笑)」 (有村氏)
と言いながら愛おしいまでに盛り上がらない雰囲気。
素敵です。
素晴らしい話術をお持ちの島田○助氏であっても滑りそうな雰囲気満々の中、
それでもそのイカロスから受け継いだとしか思えない鉄の勇気を持って語りだす有村氏。
まぁ私はイカロス氏に無謀は勇気ではないと正座させて教え聞かせたい方向の人間なのですが。
しかしここは素直に有村氏の勇気に乾杯。
「えーと、車で考えたっていうか見た話なんですけど、
桜が咲いていました。
初桜です。
春ですよ、芽吹く季節ですね。
春はイイナァ……。
………。
終わっちゃった(笑)。
……(失笑)。
(多分ナカヤマ氏に向かって)春はイイね。」 (有村氏)
「いいね(笑)」 (ナカヤマ氏)
「……はいっ!盛り上がりましたね!!」
勇気ある墜落劇を見た心持ちです。
そしてそんな勇気を見せつけてくれた後は「絶望の丘」「春咲センチメンタル」「空中ブランコ」。
やっぱり「空中ブランコ」はササブチ氏が格好良いです。
いや、全く見えないんですが。
そんで第3MC。
MCが始まる前になにやらゴチャゴチャしていたのでどうかしたのかと思っていましたら、
どうやら前のほうの方が圧迫されすぎて苦しがっていたようでした。
前のめりの精神は賞賛に値しますがやはり押しすぎは良くないですね。
と、大雪で交通が麻痺したとき唯一動いていたMost ストロング線に言ってやりたい。
多分押し寿司の気分ってこんな気分。
「半歩下がろうか。」 (長谷川氏)
「半歩下がって。
君たちが半歩下がって、僕たちが半歩出ます。
これなら距離は変わらないでしょ?(笑)」 (有村氏)
「うんうん。半歩下がって、気持ちは、上に。
これが熊谷ルール(笑)」 (長谷川氏)
有村氏も随分上手いことを言いますねぇ。
大岡越前好きの私としては素直に感服。
この三方一両損ばりの素晴らしい機転によりおそらく問題は解決されたものと思われます。多分。
「久しぶりに熊谷に帰ってきました…って久しぶりじゃないか。
あれ、夏だったっけ?
東遊びのときですね。
えーっと…、名前が変わってました(笑)」 (有村氏)
「(小声で)前来た時も変わってたらしいよ。」 (ナカヤマ氏)
「え?」 (有村氏)
「だから、前来た時も名前変わってたらしいよ。」 (ナカヤマ氏)
「ええ!!? それはそれは…、駄目ですね(笑)」 (有村氏)
「駄目だよ(笑)」 (ナカヤマ氏)
おそらく前は変わる寸前だったのではないのかと思われますが、
まぁやりとりが面白かったのでOK。
「じゃあ皆さん、暴れる準備は出来てますか?!
って、あ、そう。もう暴れる準備はとっくに出来ていると。
お前ごときに言わなくても出来ている、と(笑)」 (有村氏)
煽ってー!と会場。
「あー、煽ってですか。
今日の煽り担当は正君かアキラ君なんですよ(笑)」 (有村氏)
「って、俺か。俺がやるのか。イエー!!」 (長谷川氏)
「まだまだ遊んでくれますかー!!?」 (長谷川氏)
ってんで「水彩」「Ghost」「ダンスマカブラ」「May Day」
「熊谷大興奮!!」 (有村氏)
としか私には聞こえなかったよく判らない単語を有村氏が2回咆哮。
熊谷大行軍とも聞こえたような…。
でもあの流れだといつもなら熊谷海月とかそんなことを言ってたんじゃないのかなとも思ったりもします。
残念ながらヒアリングに失敗いたしました(撃沈)。
ともあれその後いつもの「カーイカイカイ?」で始まる怪物くん煽り。
ものすごいスピードの怪物くんを披露して本編が終了しました。
いやぁ本当速かった。
個人的に速い曲が好きなのでバッチ恋な心持ち。
まぁ某名前も連載も長い漫画のオープニングでは通常バージョンよりヤムヤムverの方が好きな人間ですから。
しかし速いササブチ氏は本当にすごかったです。
ライブの度に惚れなおしている感が否めません。
ってだから全く見えはしないんですが。
でもってアンコールに突入。
ツアーTシャツで登場すると「月の光をたよりに」をしっとりと歌い上げMCに。
「やはりクマでしたね(笑) 名が変わろうとも。
クマでした。良い本編でした。
じゃあ最強の哺乳類を見せてください!
……って、アレ?誰も何も言わない。
え、今日はあまり喋らない感じですか?」 (有村氏)
「アンコールありがとう!熊谷にありがとうございます(笑)
じゃあ演奏しようか。忘れてた(笑)
演奏しようぜ!」 (ナカヤマ氏)
「じゃあ僕らは演奏します。
あなたがたはそれを聴いてください。
ってものすごく当たり前のことですね(笑)
あーやっぱり春なんですねぇ(笑)
えーっと、ドカンといったら良いと思います!
ドカンといけますか?!
ずっと!ずっとずっとずっと張り続けてたバリア!!!」 (有村氏)
ってんでバリア。
やっぱりバリアはライブが格好良いです。
そんでバリア後、有村氏が静かに
「Sink」 (有村氏)
「Sink」後長谷川氏が「ありがとー!」
一段高いトコロで有村氏がペコリとお辞儀して、アンコール1は終了しました。
そしてアンコール2。
最初は最近特にお馴染みの告知やCM。
「イイ声してるぜ!熊谷!!
じゃあお馴染みの告知とかします。
今回各地のバッチ作ってます。
というかこのBGMでいったい何を喋れと…(笑)(←ナカヤマ氏が何とも言えないBGMを入れていたので)
えーっととりあえずバッチはそれぞれのメンバーがデザインしています。
メンバーの隠された、隠しきっていた個性が出ているんじゃないかなと思います(笑)。
熊谷のは僕がデザインしました。
熊谷ですから、やっぱりクマのデザインです(笑)
ちょっと小さすぎて見えないかな。
それぞれ誰がドコのを担当しているのか、
それはホームページを見なさい。」 (有村氏)
はーい!と会場。
「皆さん素直ですねー。本当。
良いことです(笑)
それと3月29日に『花燃えて…』のDVDがでます。
えーっと…、あの感動をお茶の間に!!
……ってなに?」 (有村氏)
「いやー、ありがちだなーと思って(笑)」 (確かナカヤマ氏)
「アナタのお茶の間にもPlastic treeがやってくる!!(笑)」 (長谷川氏)
「あと5月10日にニューシングル「ナミダドロップ」が発売されます。
良い曲が出来たと思うので是非聴いてください!
それと6月28日にはアルバムが発売する予定です。
…えーっと、じゃあ音楽とやらをやります。」 (有村氏)
「怖いわー(笑)」 (ナカヤマ氏)
「今日のヒロ坊怖いわ(笑)
なにか言うことありますか?」 (有村氏)
全く見えなかったので何があったのかは謎ですが、
「『頑張ります。』とのことです(笑)」 (有村氏)
「というか今日曲変わるんですよね。」 (有村氏)
「そうです、今日は曲を変えたんです。
みなさん、これから5分間のPlastic treeは緊張の塊です!」 (ナカヤマ氏)
「じゃあ皆さん暴れちゃってください!
「エンジェルダスト」!!!」 (有村氏)
そしてエンジェルダストでしっかり暴れた後、
「熊谷サイコー!!!!!」 (有村氏)
ってんでいつもの「psycho garden」に。
「psycho garden」も大盛り上がりで終了。
「ありがとー!!」 (有村氏)
ありがとー!! (会場)
「まだまだ旅は続きます!!」 (有村氏)
いってらっしゃーい!!! (会場)
マイク無しでのこういったやりとり。
なんか良いですよね。
とても素敵なライブでした。
と、ここで時計を見るワタクシ。
大変な事実に気づきました。
このライブの前日になって初めて
数ヶ月前から楽しみにしていたライブと数週間前から楽しみにしていたTVの洋画が重なっていることに気づき
軽く絶望していたのですが、
終了時間を見るとなんとなく、急げば間に合わないこともないんじゃね?みたいな時間ではありませんか。
なんてことだ!神はいつもこうして人を惑わせる!!
いっそ間に合わないなら間に合わない、間に合うならキッチリ間に合う時間であれよ畜生。
なんて暴言を脳内で絶望的にのたまいながら本気で帰宅。
途中牛タン屋なんていうセイレーン並の誘惑もありましたが、
メニューみたら高かったのでその誘惑をなんとか振り切り、
私のアイドル龍○住研を写メりたい衝動にも耐えました。
ラーメン大盛り500円の誘惑も振り切りましたとも。
っていうか2玉500円ってマジ安くないですか?
つい凝視しちゃったじゃないですか。
こうやって書くと全く真っ直ぐ家に向かっていないのがバレバレですが、
ともあれ私的最高速度で私ご帰宅。
意外と見れました。
いけました。
いやー、ビバリーヒルズデカ3、これで何回目かなぁ…(笑顔)。
面白いなぁ、やっぱり。
いつもライブがコレくらい早く始まってくれれば良いのになぁ
と、年寄り臭いことを本気で思い始めた今日この頃でした。
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